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玉島新町通り 江戸期築の蔵の再生       


商家と向き合う蔵。坂道は土手のなごり。





文化12年古絵図に見る新町通り


昭和20年ごろの新町風景
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江戸初期に築かれた潮止め堤防上の新町通り問屋街。
廻船問屋の店舗兼住宅である商家とその商い蔵が、通りをはさんで
向かい合う形式でこの界隈の町並みは形成されてきた。
かつて200以上にも及んだ土蔵群は今では数える程となり、当時の旺盛を知る上で貴重となった
その蔵は、倉庫業を営む老舗企業の営業倉庫として再生された。
向かいの商家は会社の事務所機能と住居の役割を果たしており、町並みが形成された当時と近い形で
今日まで日々の営みが続いている例は、新町通りの中でも他に類を見ない貴重なものである。


■所在地/倉敷市玉島中央町
■2期工事の施工 /(株)坂本工務店


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